映画カウンセリング(バンビ)

ディズニーのバンビって映画を見たことありますか?人間は愚かです。

なぜこんなに愚かになったんでしょう。

秘密は心の奥底にある不安。何が起きるかわからない人生、今は平和だけど、沖縄や広島の悲劇は、バンビの森の世界のような平和で安らかなところに突然やってくる。だけど死ぬのは一度。何で死ぬかなんかわからない。そう考えると、もう死んでるも同じって考えてみることもできる。それじゃ、いつ生きてるの?確かなのは今の一瞬だけ、そのすぐ後には原爆が、心臓麻痺が、サリンが…。死んでいるから死ぬのなんか怖くない、一瞬に全人生がある。

その全人生を作るのが過去であり、未来の希望だから、心の中にタイムマシンを持って、今の一瞬を最高のものにすることができる。

過去の自分は死に、今生まれ、未来は生きていない。難しい話はさておいて、楽しく今を生きよう、思い切り。そして、自分以外の人を含む森羅万象の真の幸福を感じることを自分の最高の楽しみに感じれるようになって、そして、その楽しみを自然と追求している自分に幸せを感じる。

そうする人が世界中に増えると戦争は当然なくなる。それが自分の最高の楽しみとできるはずである。実はこれは、全人類だけでなく森羅万象も持つ心と考えてみる。

そして、その考えに従って生きればどんな風に生きていけるのか?素晴らしい感動する映画を見たとき、キムくんも、ブッシュ君も、ビンちゃんも、私も、必ず同じ場面で感動するところがある。

そこで繋がっていけば、矛盾も対立もなくなる。その部分を見つけようとする欲求が、宗教であったり、哲学、心理学、大脳生理学、物理学諸々の人間の知識欲である。

そういうところへの知識欲が芽生えたところから自分を見つめていけるかもしれない。しかし例えば宗教にしても、方法論優先主義だから、当然補足するところも必要。宗教などの方法論の要は生き方ということだからである。

映画を見て考えます
■映画処方例
A.I.(2001)
究極の愛、存在の全て、無条件の愛、創造と宇宙との一体などが描かれています。

しかし、バンビを見て、とても悲しくなるって事は生き方とは関係のない世界。もっともっと奥深い人間の持つ普遍的で久遠な感覚。ぜひ皆さん一度バンビを見て見つめてみてください。自分の心の奥底を。底には愛があるはずです。

私はいつもバンビを見ると声を出して怒り、笑い、感動し、声を出して泣いてしまいます。とても気持ちいいです。気が付くと「やめろっ」「あぶないっ逃げろ」って画面に向かって言っていますね。映画じゃないかって言われればそれまでですけど。映画カウンセリングはそんなあなたと共にあります。

コメントを残す